当院のサービス向上委員会では、本年度よりサービスの質の向上を目指して、外部講師をお招きし、6月13日（月）に、接遇ラウンドを実施させて頂きました。
「挨拶」、「言葉使い」、「身だしなみ」などの項目をさらに30項目に細分化したチェックシートを作成し、「優・良・可・不」の4段階で評価をいただきましたが、先生曰く「どれだけ多くの職員の方が出来ていても、たった一人の方が出来ていなければ、その方が関わった患者様、利用者様の病院に対する印象は悪くなってしまいます。そのため、一人でもできていないところに遭遇すれば、『不可』をつけています」とのことで、初回である今回の評価はかなり手厳しいものとなりました。
その後、午後の業務終了後に、ラウンド後のフィードバックとして研修会を開催していただきました。研修では、「身だしなみ」、「動作」、「態度」、「言葉使い」、「ご案内の仕方」など、ラウンドで気になった部分も具体的にご提示頂きながら教えて頂きました。実施後のアンケートでは、「定期的に開催して欲しい」、「気を付けているつもりでも、研修で改めて学ぶとまだまだ不十分に感じたので改善していきたい」といったような前向きな意見が多く寄せられ、接遇に対する意識が上がったように感じました。
当院はこの高知県東部という地域により密着し、皆様に信頼・安心していただける病院を目指しています。職員一人一人が、患者様、利用者様の立場に立って、より良い医療・介護を実践していくための接遇力、ケアコミュニケーションの能力を身に着けていくことができるよう、サービス向上委員会としての活動をより積極的に行っていきたいと感じた、ラウンド・研修会の実施となりました。
