リハビリテーション部

リハビリテーション部 部長ごあいさつ

このたびは当ページをご覧いただき、ありがとうございます。
当院リハビリテーション部門は、急性期・回復期・生活期、そして子供から大人まで幅広い患者さまに理学療法、作業療法、言語聴覚療法を提供しています。
入院された患者さまに対して急性期では早期からリハビリ介入を行い、回復期では自立した生活や社会復帰を目標に365日体制で行っています。双方ともに機能面の回復を図るだけでなく、退院後の生活を見据えた支援を心がけています。
在宅復帰後も、訪問リハビリや外来リハビリ等を通じて継続的にサポートを行い患者さまが安心して住み慣れた地域での生活を送れるよう尽力しています。また小児リハビリテーションも行っており、成長や発達に合わせた支援も行っています。
患者さまやご家族の皆様に「ここにお願いしてよかった」と思っていただけるよう、全力でサポートしてまいります。

リハビリテーション部 部長
細田 隆之

リハビリテーション部 副部長ごあいさつ

私たちリハビリテーション部は、患者様の「〇〇したい!!!」を一緒に考え、支えることができるようなチームでありたいと思っています。
ケガや病気した時、全ての人が初めから前向きにリハビリテーションに取り組むことができるわけではありません。
落ち込む日、気持ちが向かない日もあると思います。
そんな時も、安心して一緒に頑張れる、そんな専門職であり続けたいと思います。

リハビリテーション部 副部長
田口 貴文

理念

お互いを思いやり、
活気のある未来を自分らしく挑戦し、
想像できる人に成長する。

データでみるリハビリテーション部

配属部署

リハビリテーション部 部署イメージ画像

スタッフデータ

スタッフ数(2024年12月1日現在)

総数 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 助手
66 30 25 9 2

男女比

男性 女性
6 4

リハビリテーションについて

  • リハビリテーション部イメージ
  • 急性期・回復期・維持期を通して患者さまと関わらさせて頂いております。
    発症直後から在宅まで、質の高いリハビリテーションが提供できる地域密着型・地域完結型病院を目指し、さらに人員・技術ともに充実させ、地域の方々に満足していただけるようスタッフ一同極力して努めて参ります。

あらゆるシーンでいつでもどこでもリハビリテーションサービスをご提供します。

小児リハビリテーションの実施

当院では、地域の子供たちの発達を支援するため、平成21年度より小児リハビリテーションを実施しています。
子供たちのもつ悩みは年々変化し、より複雑で様々になっています。
そのため、地域の保健師や学校等と連携を取りながら、個々に必要な発達支援を提供していきます。

総合リハビリテーションセンター

南側駐車場から来院されると目に入る正面の建物が総合リハビリテーションセンターの入口となっています。

施設紹介

リハビリ室は、太陽の光がたくさん入る設計になっており、気持ちよくリハビリに専念し治療に励むことができます。
また、屋上はテラスとなっており、患者さまと歩行訓練をしたり、憩いの場となっています。

約570平方メートルのリハビリ室

リハビリ室

テニスコートおおよそ2面分のリハビリテーション室で、365日リハビリを提供しています。

アシスト・ウォーカー 免荷装置付 トレッドミル

ウォーキングマシンと免荷(身体を吊り上げて体重負荷を軽減する)装置が合体したトレーニング機器です。

身体を真っ直ぐに保つ事や、両足をリズムよく交互に大きく振り出す事が重要と言われている脳卒中後の歩行トレーニングや、急性及び慢性の腰背部痛の改善、骨折後の歩行トレーニングなど痛みを許容できる環境で安全に行える機器です。体重負荷を軽減してくれる為、大きな負荷をかける事が困難な心肺機能の低下した方や高齢者の歩行トレーニングも対象となります。

同様に免荷機能のある歩行器「POPO」も当院では導入しています。POPOは大柄な方や介助量の多い方でも様々な訓練用途(立ち上がり、立位保持等)にも使用でき、移動も出来る事から対象者・場所を選ばないという利点があり、免荷式トレッドミルはPOPOの様に廊下の長さに制限されず連続した歩行練習が可能で、足の接地位置やタイミング、体幹の動きもアシスト出来るという利点があります。それぞれの特性を活かして、様々な疾患や病気の時期、重症度に対応した歩行トレーニングが可能となっています。

その他リハビリテーション機器
  • POPOPOPO
  • モジュラー型
    レッグブレース(NEO)
  • ドライブシミュレータ
  • 肩関節運動装置
  • IVES
  • スプリューム
    ビジョンL
  • ジェントルスティム
  • バイタルスティム PLUS

地域などでの取り組み

  • 地域リハビリテーション事業
  • 小児乳幼児健診
  • 自動車運転再開支援

  • 地域貢献(たのたの健康隊)

    地域貢献(たのたの健康隊)

  • 地域リハビリテーション事業

    地域リハビリテーション事業

学術活動

リハビリスタッフ研究業績

学会発表

森下 誠也,他:気管切開下人工呼吸器患者に対する経口摂取の試み.
※第6回日本呼吸理学療法学術大会にて発表

森下 誠也,他:当院回復期病棟における肺炎後廃用症候群患者の退院先に関わる因子.
※第29回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会にて発表

山中 孝訓:医原性サルコペニアによる摂食嚥下障害への対応~「とりあえず胃瘻」ではなく積極的な経口摂取を実施して~
※第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会にて発表

小尻 智康,他:生きる目的を失っていたが再び見つけ出すことが出来た症例への介入.
※リハビリテーション・ケア合同研究大会苫小牧2022にて発表

武田 誠実:主婦としての役割の再獲得をきっかけに積極的な社会参加へと繋がった事例
※第17回高知県作業療法学会にて発表

一圓 麻佑:地域特性が活かされた症例~障害ではなく人生に寄り添う~
※第17回高知県作業療法学会にて発表

学術誌投稿

森下 誠也,他:廃用症候群患者に対する免荷運動療法の効果.高知県理学療法,第26号,2019.

森下 誠也,他:チェーンブランケットがASD児の睡眠に与える影響について.言語発達研究,17,2019

清岡 賢大,他:自宅退院への不安を抱える患者への介入の経験-入院中から退院後訪問を通して得た気付き-.土佐リハビリテーションジャーナル,(13),2021.

宮田 千華,他:Close-up 急性期の退院支援-理学療法士だからこそのかかわり 高齢症例の退院支援-家族の介護力の評価.理学療法ジャーナル,2022,56(8).

森下 誠也,他:一般病棟から自宅退院における家族因子についての調査~Zarit介護負担尺度評価を用いて~.高知県理学療法,第29号,2022.

楠本 拓麻,他:脳室内出血受傷し重介護状態となった症例への関わり~家族の希望に寄り添った多職種連携カンファレンスの重要性~.高知県理学療法,第29号,2022.

森下 誠也,他:気管切開下人工呼吸器患者に対する経口摂取の試み.土佐リハビリテーションジャーナル,(14),2022.

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