災害対策・支援活動

当院では、現在、災害支援病院(高知県立安芸病院)の救護病院として位置づけられています。 そこで災害時における医療活動について説明させていただきます。

救護病院の位置づけ

災害医療救護活動は、市町村災害対策本部長に指示に基づいて行いますが、指定された震度以上の地震が発生した場合は、自動的に医療救護活動を開始します。

当院の日本DMAT隊員

医師 1名
薬剤師 2名
看護師 2名
理学療法士 1名

※日本のDMAT(Disaster Medical Assistance Team)は、災害時に迅速かつ適切な医療支援を提供するための専門チームです。これらのチームは、医師、看護師、救急医療技術者などが集まり、災害発生時に現地での医療対応を行います。DMATは、地震、洪水、台風などの自然災害や、人為的な災害に対しても対応できるよう訓練されています。

当院の取組み

  • 水・食料の保管
    入院患者様と職員分×7日分の水と食料(2024年9月見直し)
  • 車通勤時の避難経路マップ作成・配布(2024年2月)
  • 高架水槽の耐震強度の向上及び高架水槽容量の増量(2023年7月)
  • 災害用テント、段ボールベッド等の防災備品整備(2023年2月)
    →段ボールベッドについて詳しくはこちら
  • 非常用発電機燃料タンク増設及び無停電電源装置4台設置
    約80時間の稼働が可能(2022年3月改修)
  • BCP事業継続計画策定(2020年 第1版策定)※現在第5版改定中

備蓄食について

→備蓄食一覧を見る

また、下の画像は備蓄品の一部のイメージになります。

備蓄食イメージ

当院における救護病院とは?

中芸地区々域で発生した重症患者及び中等症患者の処置及び収容など、中芸地区の医療活動の中核を担うため、町村長が当院の管理者と協議し指定する医療救護施設のことです。

救護病院の役割

  • トリアージ
  • 重症患者及び中等症患者の処置及び収容
  • 災害支援病院、広域災害支援病院への患者搬送の手配
  • 医療救護活動の記録
  • 遺体搬送の手配又は遺体の検案
  • その他の必要事項

災害時には、当院職員は、大規模災害発生後速やかに自主登院し、救護病院スタッフとしての活動を行うことになっています。
ただし、当院の建物及び機能の損傷が重大な場合は、入院患者と職員の安全確保に徹し、救護病院の機能を放棄します。

安芸支部の各機関の所在地・連絡先

安芸支部

安芸福祉保健所 安芸市矢ノ丸1-4-36 0887-34-3175

災害拠点病院

高知県立あき総合病院 安芸市宝永町1-32 0887-34-3111

救護病院

安芸市 高知県立あき総合病院 安芸市宝永町1-32 0887-34-3111
東洋町 海南病院 徳島県海部郡海南町大里字馬谷12-1 0884-73-1355
室戸市 室戸診療所 室戸市領家85番地 0887-22-6608
奈半利町 田野病院 安芸郡田野町1414-1 0887-38-7111
田野町
安田町
北川村
馬路村
芸西村 芸西病院 安芸郡芸西村和食甲4268 0887-33-3833

活動記録

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