寝返りから起き上がり、座る、立ち上がるといった基本動作から、車椅子への乗り移り、歩く、階段を上がる、下りるといった、一連の移動動作の練習、指導・援助を行います。
身体または精神に障害のある方を対象として、その応用的動作能力、社会的適応能力の回復を図る為に、病院での治療・リハビリにとどまらず、家事や職業、手工芸、レクリエーションなどさまざまな作業活動を用いてリハビリを行います。
主な訓練内容
手工芸
折り紙、編み物、皮細工、ちぎり絵、裁縫、色塗りなどの手を用いて行う動作を通して、手の巧緻運動や筋力強化、認知症予防などを目的として実施します。
生活動作練習
在宅復帰を目指し炊事、洗濯などの家事全般を含め、日常生活を送る上で必要となる応用的な動作を安全な動作を安全な方法で実施するための練習を行います。
設備紹介
ADL室(日常生活動作)
日常生活動作は主に、『食事や排泄、寝起、入浴、移動』を言います。この部屋では、主に食事を作る、食べる、片付けると言った訓練を行います。
作業療法室(和室)
この部屋では、自宅で和式生活を送っておられる方を対象に、日常生活動作における寝る、起きる、座る、立ち上がると言った一連の動作から押入れに入ってある布団の出し入れの作業療法における訓練を行います。
作業療法(たたみ)
床上動作訓練(家庭復帰に向け、在宅での生活用式である和室(畳)での移動動作、膝立ち位での移動訓練を言う)やスリングセラピー(ハンガースリングを用いて、下肢機能と骨盤の動きを促通する)などを行っています。