拡大内視鏡により、小腸絨毛の毛細血管内血流を鮮明に観察できました。静態観察から動態観察へと内視鏡診断が進化したということだと思います。今後、虚血性腸炎などの診断に威力を発揮するものと期待されます。
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院長近森文夫コメント
拡大内視鏡で観察した小腸絨毛の毛細血管の血液の流れる様子は感動的。8μmの赤血球が、約8μmの毛細血管をギリギリですり抜けているということだから、人体の構造は神秘的で素晴らしい。胃や大腸と異なるこの構造こそが、消化吸収に大事だということがよくわかる。