2019.5.15（水）9:00-16:00、当院会議室にて内部監査レベルアップ研修を開催しました。
今回は久しぶりの内部監査研修ということで、講師に株式会社ビジネス教育研究所渡邊由子先生をお招きし17名の参加者を対象に行いました。
前半は内部監査の目的を改めて講義形式で学び、後半は結果に対してどのように判断すればより良い監査となるのかを実際の内部監査のレポートを用いて協議しました。
ISOを医療機関で適用する際には解釈が難解な点が問題視されますが、日本で女性初の審査員を努めた渡邊先生のわかりやすく示唆に富んだ柔軟な講義と、これまで当法人がこれまで積み上げてきた内部監査員の職員の取り組みの成果であるレポートを活用して問題点を協議することにより、理解を深めることができ、大変貴重な機会となりました。
中でも内部監査の結果を経営者に対して偏見無く報告し、法人をより良くするために行うものであるという点と、不適合の結果をより高いレベルの適合を目指すための必要なプロセスであるという2点について、監査を行う上で改めて皆で共有し、重視するべきポイントであると明確になった点が収穫と言えます。さらに研修参加者の中には、翌日に早速部署職員を巻き込み、現在の問題点に対しての取組みを会議で発表する職員がおり、研修の成果を実感すると同時に頼もしく感じました。
業務多忙の中、業務時間中に開催した研修を管理責任者として次回の内部監査に活用し、より良い医療・介護サービスの実現に取り組んで参りたいと決意を強くした研修会となりました。渡邊先生並びに、出席いただいた職員の皆様ありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。 （ISO管理責任者 安岡 将一）
