8月4日土曜日、内閣府主催の大規模災害訓練が行われました。
当院はコントローラーとして東京慈恵会医科大学附属病院の佐藤浩之先生を迎え、臼井大介医師をはじめとするDMAT隊員5名と院内スタッフ計17名で訓練に参加しました。今回の想定は、南海トラフを震源とする大きな揺れや津波浸水により高知県下全域で大きな被害が出たという内容でした。
訓練では、滋賀DMATと北海道DMATの支援を受けながら、トリアージや転院の手配を行い、限られた医療資源でできるだけ多くの患者さんを救うために活動しました。日ごろ訓練に参加する機会のないスタッフが多くいましたが、お互いに協力しながら最後まで頑張ってくれていました。
非常に暑く、緊張感の漂う中での訓練はとても疲れたことと思いますが、それでも最後に“災害時の対応について興味を持てた”、“災害医療についてもっと勉強したいと思った”という感想を聞くことができ、とてもうれしく思いました。 多くの課題も見つかりましたが、学びも多くありました。今後に活かせるように病院一丸となって努力し続けていきたいと思います。(薬剤部 豊山美琴)