H29.11.5(日)高知県西部にある宿毛市の宿毛湾港に停泊した海上自衛隊輸送艦「くにさき」にて開催されたH29年度日米共同統合防災訓練に臼井大介医師をはじめ6名で田野病院DMATとして参加してきました。
この訓練は別名TREX(Tomodachi Rescue Exercise)と言われ、東日本大震災以後、自衛隊と在日米軍が中心となり南海トラフ地震を想定した防災訓練です。
訓練では当院含めた県内のDMATと海上自衛隊、陸上自衛隊が共同して臨時の医療救護所(SCU)を展開し、トリアージなどの医療活動の訓練を行いました。日頃、なかなか経験することの出来ない輸送艦での活動にDMAT隊員は一様に興奮しつつも、海上自衛隊や陸上自衛隊としっかり連携を図りながら活動していました。
訓練中には防衛大臣政務官などの高官の方々、在日米軍をはじめとした各国の要人による視察、多くのメディアによる取材を受けながらも無事に訓練を終えてほっとした様子のDMAT隊員が印象的でした。
訓練後、4時間近くかけて帰路についた隊員は皆心地よい疲労感の中、寝られたのではないでしょうか。また、今後も様々な訓練に参加していく予定ですので、田野病院DMATの活動に興味を持っていただけたら幸いです。
(危機対策管理者 薬剤部 主任 斉藤忠男)
【田野病院DMAT 後列左から 臼井大介医師・森下誠也理学療法士・斉藤忠男薬剤師・近藤誠治理学療法士
前列左から 岡村眞紀子看護師・四國大輔看護師】
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