4月27日(火) 西村啓吾研修医の地域医療研修総括発表会が行われました。
西村研修医は、高知県立あき総合病院所属の研修医2年目。
4月5日から約4週間、当院にて地域医療研修を実施されました。
研修中は、「患者さんがどのような場所で生活をし、どのような悩みを持ち、 医療・介護を受けているのかを学びたい」とういう強い目的を持ち、さまざまな分野に取り組まれました。
当日の総括発表会では、研修期間中に取り組まれた、専門外来、リハビリ、コ・メディカル、介護など各分野を振り返り、それぞれが果たしている役割や、地域にとっての存在意義についてご説明いただきました。
振り返り後は、地域医療の課題についても触れ、県東部地域の医療提供体制を充実させていくために、特定ケア看護師など、幅広く対応可能な人材を増やしていくこと。また、アクセス困難な地域事情の解決策として、検証段階の「ヘルスケアモビリティ」をご提案され、看護師が医療機器を装備した車輌で患者さん宅を訪問し、オンラインにて医師の診察を受け、医師の指示に従い看護師が検査や処置を行うといった活気的な解決策を考察されました。
最後に、「今回の地域医療研修での経験をもとに、今後医師として患者さんの在宅までの一連の流れを意識した診療を心掛けたい」とのこと。
発表後は、臼井理事長と指導医の臼井院長より、激励のコメント
これからの西村研修医のご活躍を、法人一同心より応援しております
(総務課 岩﨑)