令和4年7月13日 当院会議室にて、大内 麻代 研修医の地域医療研修総括発表会を、行いました。
お父様の仕事の関係で幼少期は転勤が多く、中学生時代をケニアで過ごされたという経歴を持つ大内先生。
現在は、国立国際医療研究センター病院(東京都)に所属され、6月20日から4週間、当院にて地域医療研修に取り組まれました。
研修スケジュールの外来診療や介護・リハビリに加え、手術の補助として立会う機会にも恵まれ、ハードスケジュールとなりましたが、熱心に取り組まれていました。
当日の発表会では、当院の医師・職員に加えて、県立あき総合病院の的場先生もリモートで参加いただき、研修の振り返り・学び、地域医療の課題などを発表されました。
リハビリ入院されている患者さんを受け持ったことで、急性期からリハビリ病院へ転院した患者さんが、どのように退院し自宅へ戻っていかれるかを、実際に知ることが出来、勉強になったようです。
又、訪問の研修では、エアコン設備がなく高齢で独居の方や、老老介護・病病介護をされている利用者宅を訪問し、地域医療の現状・厳しさを実感された一方で、介護者・医療者・行政職員が密接にコミュニケーションをとって、地域全体で高齢者のケアが出来ていると印象に残ったそうです。
4週間と短い期間の中で、地域医療について熱心に勉強されたことが伝わる発表内容で、臼井院長始め的場先生もとても感心されていました。
研修の合間を縫って、感染対策に気を付けながら観光も楽しまれたようで、短期間で龍馬パスポートを、ブロンズまでステージアップ出来たと発表された時は、会場からどよめきが起こりました。
発表会の終わりは、出席者全員で記念撮影。
若い世代で流行っていると噂の、『ハートの中に入ったよ』ポーズで決めてみました。
大内先生のこれからのご活躍を、職員一同心より応援しております。
(総務課 有澤)