令和4年12月27日 当院会議室にて、友田 寛人 研修医の地域医療研修総括発表会を行いました。
友田先生は、お父様の仕事の関係で、アメリカニューヨーク州生まれ、東京とロサンゼルス育ちの帰国子女です。小学校低学年から中学3年まではロサンゼルスで過ごされ、高校から帰国され現在は、東京大学医学部附属病院(東京都)に所属し、12月1日より1ヶ月間、当院にて地域医療研修に取り組まれました。ちなみにお父様は現在も、研究者としてアメリカに滞在中だそうです。
研修中は、県東部での感染拡大もあり、いくつかの研修内容が変更になったりと、満足いく研修を提供出来ず心苦しく思う場面も有りましたが、限られた研修の中で、患者さんや職員に積極的に話しかけられて、沢山の知識を学び・吸収される姿勢がとても印象に残っています。又、患者さんと一緒にリハビリを体験された時は、先生は負荷を付けずに同じ運動をされましたが「負荷を付けて同じ回数をこなすのは、大変ですね」と、患者さんの大変さを実感されたようでした。
当日の発表会では、当院の医師・職員に加え、県立あき総合病院の的場先生・森尾先生もオンラインで参加いただくなか、研修の振り返りや、学び得たことなどを発表されました。
中でも、オンラインで開催された、安芸ブロック合同検証会に参加されたことは、貴重な経験になったようで、検証例として三次救急症例の患者さんを、二次救急病院(田野病院・県立あき総合病院)を介して高知市内の三次救急病院まで搬送した症例には、医療機関の協力体制が構築されていると感心されていました。
研修の合間に観光へも行かれたようですが、その際に地域の診療所や病院も一緒に巡られて、立地や公共交通でアクセスがしやすいか等、患者さん目線になって訪ねられていて、先生の真面目さが垣間見えました。
発表会の終わりは、出席者で記念撮影。2022年最も流行ったパワーポーズで決めてみました。
友田先生のこれからのご活躍を、職員一同心より応援しております。
(総務課 有澤)