平成29年10月5日(木)当院リハビリ室にて第2回 医療介護連携意見交換会を開催しました。
地域・多職種連携がますます重要となるなか、退院支援事業でも研修をを行っているなか第二回となる本会は職種や部署の垣根を越えて、それぞれの仕事の内容や役割を理解することによって連携を深めて行く事を目的として開催しました。
今回はリハビリ部を中心に、法人内のソーシャルワーカーや看護師、ケアマネジャーにも参加いただき、合計で50名近い参加者となりました。
まずは回復期リハビリテーション病棟、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションのセラピストにパネリストとして登壇頂き、それぞれの「訪問」の形や目的、役割の説明から、現状出来ていること、これからやって行きたいと思っている事などをご発表頂きました。シンポジウム形式のディスカッションでは今後医療介護の連携をますます深めて行く為に、”「訪問」という手段を使ってどのようなことを展開していけばいいだろう”、というテーマで、
●退院時訪問への生活期スタッフの同行
●退院後の様子のフィードバック
●入院時に生活期スタッフから病院スタッフへの自宅環境や生活状況等の申し送りの強化
などが提案され、「顔の見える関係作り」の重要性が共有できたのではないかと感じます。
実施後のアンケートでは、「リハスタッフだけでなく他職種との議論を行いたい」など、今後の展開に繋がる様なご意見も多く頂くことができました。次回以降も法人内部の多職種連携に役立てる内容を企画し、開催していきたいと思います。
ご参加頂いた皆様、発表者の皆様、ありがとうございました。
(理学療法士 岡林)