ロービジョンケア研修

「見えない」ではなく「見えにくい」に寄り添う。多職種合同でロービジョンケア研修を開催しました

5月26日、当院にて「ロービジョンケア」に関する院内研修会を開催いたしました。 本研修は、当院の外来で非常勤医師として診療にあたっていただいている杉本眼科の濱田先生からの、「この地域にもっとロービジョンケアを広めたい」という熱い想いとご提案により実現したものです。



(キャプション例:ご講演いただいた濱田先生と、視能訓練士の別府さん)

■ ロービジョンケアとは? 皆さまは「ロービジョンケア」という言葉をご存知でしょうか。 病気やケガなどにより視覚に障害が生じ、メガネやコンタクトレンズを使っても「見えにくさ」を感じている方々に対し、残された視覚(保有視力)を最大限に活かし、日常生活をより豊かに、安全に送れるようサポートする医療・福祉ケアのことです。

■ 「見えない」と「見えにくい」の大きな違い 今回の研修を通して私たちが学んだ最も重要なことは、「『見えていない(ゼロ)』のではなく、『見えにくい(見えている部分がある)』状態である」という新たな視点です。

この視点を持つことで、私たちが日頃何気なく行っている病室の環境整備(光の加減や物の配置)や、ちょっとした声かけの工夫が、患者さまの安心感にいかに直結するかを深く実感する機会となりました。


(キャプション例:看護師を中心に、多職種18名が真剣に学びを深めました)

■ チーム全体で寄り添うケアを目指して
当日は、看護師を中心に多職種から18名のスタッフが参加しました。職種の垣根を越えてこの新たな視点を共有できたことは、チーム全体のケアの質を底上げする一歩になったと感じています。

貴重なご講演とロービジョンケアへの情熱を共有してくださった濱田先生、そして現場ですぐに活かせる実践的なご指導をいただいた視能訓練士の別府さんに、心より感謝申し上げます。

当院では今後も継続して研修会を開催し、患者さま一人ひとりの「見え方」に優しく寄り添う、より良い看護・ケアの提供にチーム一丸となって取り組んでまいります。

看護部長

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