キャッチアップ・オリエンテーション

令和8年度 キャッチアップ・オリエンテーションを開催しました!

【リード文】 4月20日~21日、先日のオリエンテーションに参加できなかった職員や新しい環境でスタートを切る職員を対象とした「キャッチアップ・オリエンテーション」を1.5日間にわたり開催しました。

今回は、既に入職している方も含めて病棟看護師、検査技師、社会福祉士(MSW)という異なる専門性を持つ4名のスタッフが参加。座学の枠を超え、自分自身の特性と向き合い、現場のリーダーたちと対話を重ねる、臼井会ならではの温かいプログラムの様子をレポートします!

 

多様な専門性を「チームの力」に変える 

オリエンテーションの最大のテーマは、それぞれの「強み」だけでなく「苦手なこと」や「配慮してほしいこと」を言語化した『私の取扱説明書(トリセツ)』を作成することです。

「心配性な性格から質問が多くなりがち」「あらゆることをメモする」「業務の目的を教えてほしい」など、経験者だからこそ「確実で安全な医療を提供したい」というリアルな願いを言葉にしました。

参加者の振り返りシートには、「自分一人で抱え込まず、SOSを出していいと分かって希望が見えました」「地域の経験を活かして、患者さんのQOL向上に貢献したいです」といった、前向きな言葉がたくさん並びました。

(自分も相手も大切にする「アサーティブ・コミュニケーション」の実践)

現場で孤立しないための「対話のインフラ」 完成したトリセツを、忙しい現場でどう伝えるか? 研修では、接遇スキルと「アサーティブ・コミュニケーション」を学びました。相手の状況を思いやりつつ、自分とチームの安全を守るために「しっかり相談する(時には戦略的に撤退してリーダーにパスを出す)」という『型』について改めて確認しました。

「シャンパンタワーと同じで、まずは自分自身の心(一番上のグラス)を満たすこと。自己犠牲ではなく、自分を大切にするからこそ、家族や患者さまへ価値を提供できる」という岡林副看護部長からの力強いメッセージに、参加者の表情もぐっと頼もしく変化していきました。

 

部長職との「ナナメの関係」と、温かい引継ぎ式 プログラムのハイライトは、現場を束ねる看護部長やリハビリ部長との顔合わせです。 緊張を解くため、あえて机をなくし、椅子だけを並べてBGMを流す「カフェスタイル」で実施! 幹部陣自らが「私のトリセツ(弱み)」を披露することで、役職の壁を越えた「人間同士の対話」が生まれました。

「接し方が明らかになる素晴らしい取説」と、部長たちも感心していました。

そして最後は、各配属先の部署長や現場の指導スタッフへ『トリセツ』を手渡す引継ぎ式です。 ここでこだわったのは、真正面から向き合うのではなく、あえて窓の外の景色に向かって並んで座り、語り合うというスタイル。正面から向き合う緊張感を解き、「お互いの取説を手に、チームの未来という同じキャンバスを共に描いていこう」というメッセージが込められています。

「よろしく!」「みんなでサポートするから安心してね」という温かい言葉と共に、晴れやかな笑顔で、新たな気持ちでそれぞれの現場へと向かっていきました。


臼井会では、一人ひとりの職員が持つ「多様性(特性や働き方)」を組織の力に変え、いきいきと働ける『成長の場』を広げていくことを大切にしています。 頼もしい仲間たちが、これから現場でどのような「つながり」を作ってくれるのか、とても楽しみです。田野病院はこれからも、対話を大切にするチーム医療を推進してまいります!
チームリノベーション室

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