当院では、事業継続計画（BCP）に基づき、11月から1月にかけて院内災害対策研修を継続的に実施しています。
研修ではBCPの内容を検討し合い、知識を深め、発災時にスムーズな対応が取れるように座学や実技の訓練を行なっています。
3回目の研修となる今回の内容は「患者様の搬送方法、安全への考え方」でした。
南海トラフ地震を想定した場合、発生時には大規模な津波が予想されています。その津波が当院へ到着するまでの時間は、最短で20分程度と想定されています（高知県HPより）。
2階に入院している患者様を素早く安全に3階まで避難することをテーマに、ご自身で歩く事が出来ない患者様を搬送する為に、車椅子や毛布、ベッドシーツを利用した搬送方法について実技訓練を行ないました。
その他、避難先の3階で医療機器や医療ガスが必要な患者様の治療が継続出来るように、設備の確認や意見交換を行いました。
参加したスタッフの皆さんお疲れ様でした。引き続き大規模災害に備えて、研修や訓練を実施していきたいと考えています。
外来・中材手術部/看護師 原一真