8月6日当院にて、高知赤十字病院のがん化学療法認定看護師・山本直美様を講師に招き、抗がん剤の安全な取り扱いに関する研修を行いました。
はじめに、講師より抗がん剤の歴史と暴露対策の進歩、そして抗がん剤が「高リスク薬」であることを踏まえた安全管理の重要性について説明があ りました。
そして職員と患者双方の安全を守るための暴露対策や、最新ガイドラインに基づいた赤十字病院の取り組みについて説明がありました。
具体的には、閉鎖式輸送システムの使用やプライミングの禁止、手袋・ガウン・マスクなどの防護具の徹底、廃棄時の二重封鎖など、現場での注意点を学びました。また、投与ルート管理や投与後の対応についても再確認しました。
今回の研修を通じて、安全対策を日常業務で確実に実践することの大切さを再認識しました。
今後も当院では、職員と患者の安全を守る取り組みを続けてまいります。
看護部長