この度、当院３階北会議室にて、認知症サポーター養成講座を行いました。2月12日、19日、3月12日の計３日間、職員55人が出席しました。
認知症サポーター養成講座とは、高齢化が進み認知症がもっと身近な問題になることが予想され2005年から厚生労働省が『認知症を知り地域をつくるキャンペーン』を認知症サポーターキャラバンとして行っているものです。
認知症を正しく理解し、偏見を持たない、認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。自分なりに簡単なことを実践できることを目標としており、当院でも2017年から中芸広域連合の協力のもと全職員対象に開催しています。2020年よりコロナの影響で中断しており、5年ぶりに開催できました。
90分の講義やグループワークを通して認知症の症状や関わり方、地域における支援体制を学びます。
全職員が認知症サポーターとなることで、病院内はもちろん地域社会においても認知症の方々を温かく見守る存在となることを目指しています。
田野病院看護師・キャラバンメイト 大野 藍