西病棟

西病棟のご案内

私たち急性期病棟では0歳から100歳まで幅広い方を対象に、救急から在宅までの看護やケアに関わっています。病気や怪我を発症した方や、慢性的に入退院を繰り返す方々に必要な治療や看護・リハビリテーションを提供する病棟です。病状が安定すると、病棟内の地域包括ケア病床や当院の回復期リハビリテーション病棟とも連携を行い、退院に向けて支援をさせていただきます。

看護を実施するにあたっては、

  1. 安心安全な療養環境の提供
  2. 笑顔と思いやり
  3. 早期離床による廃用予防

をモットーに取り組んでおります。
また、院内外の研修へ積極的に参加し、専門職としての知識や技能向上に努めております。

西病棟での取り組み

全入院患者さまにNST(栄養サポートチーム)委員会が評価を行い、ふるいにかけて対象患者さまをピックアップし、医療従事者が介入して栄養指導及び病気治療に反映できる食事量、栄養量、材料形態等を検討、実施します。

急性期リハビリテーションサービスの提供

急性期(病気になった直後)・一般病棟は、治療とリハビリテーションが遅滞なく平行して勧められるよう、努力しています。
以前は、急性期は安静が重要とされ、早期からのリハビリテーション(離床・歩行)を行うことはありませんでしたが、1950年頃から早期からのリハビリテーションは安全かつ効果的であるという考えが広まってきました。よって、入院後、身体的精神的能力低下を最小限にするため、運動療法をはじめとするリハビリテーションを365日休まず実施し、患者さんのQOL(生活の質)の維持・向上を図り、退院後のスムーズな在宅生活の準備ができるように実施しています。

西病棟(一般病棟)病室

病床数 58床

  • 看護体制 急性期一般入院料2(41床)・地域包括ケア入院医療管理料1(17床)
  • 入院対象
    小児、脳神経外科、急性期から慢性期の患者さま
  • チームナーシング体制
  • 関連委員会
    医療安全管理委員会・安全衛生委員会・感染対策委員会・クリニカルパス委員会・褥瘡対策委員会・栄養管理(NST)委員会・サービス向上委員会

スタッフ

  • 看護師 35名 理学療法士 5名
    作業療法士 5名 言語聴覚士 3名
    介護福祉士 4名 看護助手 6名
    病棟クラーク 1名

    (2024年11月1日現在)

カンファレンス

カンファレンスの様子西病棟では、各診療科の医師との定期的なカンファレンスを実施し、患者様の状態や方向性・支援方法検討の話し合いが行われています。また、医療相談員やリハビリ職員も一緒に観察報告や日常動作レベルの評価、入院前のADLや生活状況についての情報共有の場でもあります。回復期リハビリ病棟の職員も参加する事で、回復期へ転棟予定の患者様については事前に情報共有しスムーズな支援へと繋げています。
月曜・木曜日(退院支援カンファレンス)火曜日(脳外科)水曜日(内科・外科)
金曜日(病棟回診後に、会長・理事長の外科カンファレンス)

地域包括ケア病床のご案内

当院では、令和4年12月より一般病棟58床のうち17床を地域包括ケア病床とし、急性期治療後のリハビリ、在宅復帰に向けた支援を行っております。
田野病院の地域包括ケア病床の特徴は、回復期リハビリテーション病棟でのノウハウを活かし、担当スタッフが入院生活に繰り返し介入することで、より良い在宅復帰を支援しています。
詳しくは下記の「地域包括ケア病床のご案内」をご覧ください。

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