久野勇年研修医 地域医療研修総括発表会

 8月4日(水)、当院会議室にて、久野くの)勇年たけとし)研修医による、地域医療研修総括発表会が行われました。
 現在、大阪医科薬科大学の初期臨床研修医2年目としてご活躍されている久野研修医は、
7月5日より1ヶ月間、当院にて地域医療研修を実施。

 真夏の激しい暑さの中、大学病院ではあまり経験することない、地域医療や在宅介護の分野を意欲的に取り組まれました。

 

 

 

 当日の総括発表会では、1ヶ月間の研修の振り返りと、地域医療の課題について発表されました。

 振り返りでは、研修期間中に経験した医療・介護の内容に触れ、改めて、医療は急性期を乗り越えただけでは完結せず、予防、回復期、維持期を含めいろんな人の手によって初めて健康が維持されていることが理解できたとのこと。

 特に、病棟でのリハビリテーションは印象的だったようで、患者さんの自宅の状況などから目標を設定し、決められた入院日数の中でトレーニングのスケジュールを組み、実際リハビリを行う中で、回復の進捗状況から目標の再設定やスケジュールの微調整などを行っている取り組みは、実際見学しなければ知り得なかったとのこと。

休日は、感染対策に留意しながら、高知観光も満喫されたそうです。

 

 地域医療の課題については、中央圏に一極集中している高知県の医療提供体制を取り上げ、医師が地域で働くことにメリットを感じるような施策(例:➀奨学金返済の為の就労期間短縮②専門医取得の負担軽減等)を解決策の一つとしてご提案されました。

発表を終えた久野研修医へ、質問と激励の言葉

 メロンが大好物の久野研修医へ、夜須町のエメラルドメロンを贈呈しました。

これからの久野研修医のご活躍を、法人一同心より応援しております。

(総務課 岩﨑)

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