6月2日、牧野真奈研修医による、地域医療研修総括発表会が行われました。
大阪医科薬科大学 初期臨床研修医2年目の牧野研修医は、5月10日より約4週間、
当院にて地域医療研修を実施。
将来、救急医療や集中治療の領域を志望されている牧野研修医は、この地域の限られた資源の中で、どのような診療が行われているか、また地域の病院が担う役割についてなど、地域医療を積極的に学ぼうとする姿勢が印象的でした。
総括発表会当日は、研修の振り返りや、牧野研修医が考察する地域医療の課題についてご発表いただきました。
今回の研修では、退院後の患者さん宅を訪問する機会があり、退院後の生活について知ることで、入院中どのように関われば、退院後によりよい生活を送ってもらうことができるのか、考えるきっかけになったそうです。
振り返りの後は、地域医療の課題である医師不足についても考察され、やはり医師が「地域医療に携わりたいと思う熱意」が重要であると説かれました。
例えば、その地域の出身医や、思い入れのある医師は、地域医療に従事する可能性が高く、また、医学生や研修医にも早い段階で地域医療を体感してもらうことも、解決策であると提言されました。
発表を終えられた後は、牧野研修医に対し、沢山の質問や激励の言葉が飛び交いました
終始和やかな雰囲気の中で行われ、素敵な総括発表会でした。
牧野研修医のこれからのご活躍を、法人一同心より応援しております。
(総務課 岩﨑)