1月25日、当院3階会議室において、北見有以(きたみ ゆい)研修医による、地域医療研修総括発表会が行われました。
国立国際医療研究センター病院(東京都)に所属の北見研修医は、1月12日から約4週間、当法人にて地域医療研修を実施。
北見研修医は今年度初の県外研修医であり、ちょうどこの頃は新型コロナウィルスが爆発的に流行していた為、東京都より当院へ到着後すぐ、PCR検査を受けていただき、陰性結果を確認後、研修に臨んでいただきました。
研修期間中の北見研修医は、基幹病院では経験できなかった地域医療や介護サービスを、好奇心旺盛な姿勢で熱心に取り組まれ、研修以外でも中芸地域を自転車で散策したり、単独でお店に入り食事したりと、積極的にこの地域を知ろうとする姿も印象的でした。
当日の総括発表会では、地域医療研修を通じて、地域の高齢化問題、回復期や終末期患者さんへのサポートなど・・急性期病院で研修していただけでは経験できない現場を見学し、医師としての視野が広がったのこと。
また地域医療の課題にも触れ、患者さんが早期復帰するためにACP(終末期を含めた今後の医療や介護について、予め関係者で話し合っておくプロセス)の重要性や、この地域が発展(町興し)するためのアイデアなどもご提案頂きました。
県立あき総合病院 的場先生、森尾先生にもオンラインでご参加いただきました。
指導医の臼井院長より激励の言葉
今後の北見研修医のご活躍を、法人一同心より応援しております。
(総務課 岩﨑)