12月10日月曜日に業務継続計画(BCP)訓練を行いました。
今回の訓練は、夏に行われた大規模災害訓練の反省を活かして改訂したBCPを用いて、
DMAT隊員不在時の災害時初期対応を院内スタッフで行うというものでした。
臼井大介医師をはじめとするDMAT隊員7名が補助として質問に応じたり、
アドバイスをしながら、院内スタッフ15名で災害対策本部を立ち上げて、
患者さんの安全確認や病院を守るために必要な物品の手配を行いました。
慣れないことばかりの活動だったと思いますが、BCPを参考にしながら患者さんと
病院のために何をすれば良いかしっかり考えて活動してくれていました。
DMAT隊員も衛星携帯電話などの機器の使い方や活動のヒントを的確にアドバイスし、
スタッフの本部活動を良い方向に導いてくれていました。
業務終了後の訓練にも関わらず多くのスタッフに参加していただき、
最後には“楽しかった”“もっと訓練を開催してほしい”“勉強になった”
という感想まで聞くことができました。
病院として災害時対応について関心が高まっていることを実感し、
とてもうれしく思いました。
今後も訓練を継続し、病院全体で前進していきたいと思います。(薬剤部 豊山)