コミュニケーションを大切に
病院薬剤師の日常業務は多岐にわたります。入院患者さんに処方された薬剤の処方監査、調剤、抗がん剤調製といった基本的な業務をはじめ、処方提案などの処方支援、治療効果のモニタリング、副作用の評価などの薬剤管理業務や外来処方箋に対する保険調剤薬局からの疑義紹介への対応も行っています。
コミュニケーションが取りやすいオープンな雰囲気の病院なこともあり、医師や看護師、ソーシャルワーカーなど他職種からの相談も多く受けています。その際にいろいろな情報を聞き取ることができるので、患者さんとも他部署の職員とも、些細なコミュニケーションも大事にすることを心掛けています。
私も地域の役に立ちたい
私は兵庫県から移住してきて初めて高知県東部に足を踏み入れました。はじめは多くの職員から「都会からこんな田舎に来たらびっくりするろ」と言われましたが、私は緑が多く空が開けている風景が好きで、なんの違和感もありませんでした。
職場では毎日多くの職員と顔を合わせるので職員同士の距離を縮めやすく、馴染みやすくてとても働きやすい環境だと思っています。会長や院長をはじめ各部署長の方々もとても親しみやすいですし、職場環境を良くするために臨機応変に対応をしてくださる病院は初めてでした。また、地域柄、災害医療にも力を入れており、私も地域の役に立ちたいと思い災害医療を学んでいます。病院として自己研鑽も応援してくれるので、向上心のある方にもおすすめです。
災害医療を学んで地域医療に貢献
少人数部署ですべての患者さんのフォローが難しい現状がありますが、どの患者さんにも適切な薬物治療ができるように心がけて業務に励みたいと思います。そのためには他部署との協力関係や連携が不可欠ですので、日頃からのコミュニケーションを密にし、いつでも相談できる部署でありたいと思います。
薬剤師としてのレベルアップに加え、災害医療を学ぶものとしてのスキルアップも継続し、地域医療に貢献できるよう頑張ります。