薬剤部

薬剤部のご案内yakuzai-staff

入院患者の調剤、DI、入院時持参薬の鑑別、持参薬期限切れの場合の処方提案、院外薬局からの問い合わせ対応、医薬品発注及び各部署への供給、院内感染防止対策、医師看護師等からの医薬品問い合わせへの対応等を行っています。

薬との正しい付き合い方

服用回数について

yakzuai一般的に薬が身体の中で有効に作用する時間によります。
薬を服用した場合には、消化管(胃腸)で吸収され、血液中に入り、体中を循環します。これにより薬は、病んでいる場所まで到達し、薬の効果が現れます。しかし、薬はいつまでも体の中には留まっていません。肝臓で分解されたり、腎臓から尿中に排泄されたりして、血液中からどんどん失われていき、薬の効果もなくなります。この失われる時間の速いものは、1日に何回も服用しなければなりませんし、遅いものは、1日に1回で済む場合もあります。また、例えば、症状の出る時期が夜明けであれば、寝る前に服用し、症状を効果的に抑えるといった服用方法もあります。最近では、速く失われる薬でも徐放製剤といって、薬が錠剤やカプセルから一度に溶け出るのを防ぎ、絶えず一定量の薬物をお腹の中で出し続ける事により、薬の作用時間を長くする工夫が施されたものも多く使われるようになってきています。

用量について

用量は薬の効き方の強さを示すと思われがちですが、そうではありません。
このような関係が見られるのは、非常に限られた場合のみです。
用量には、無効域・有効域・副作用中毒域があります。
患者さま自身が用量を守らず、勝手に用量を調節することは、大変危険です。
必ず医師の処方通り服薬してください。

服用時間について

1日3回食後の薬をもらって、朝食を摂ってなかったり、1日4回食事を摂っている患者様など、どのように服薬したら良いか疑問に思っている人も多いと思います。薬を確実に服薬してもらうために、1日の中で規則正しいリズムとして食事があります。食後がもっと確実に服用してもらえる時間です。薬の中には理由があり、食前・食後・食間に服薬しなければ効果の出ない薬もあります。朝食を摂らない患者様は、食事を摂らなくてもコップ1杯の水で服薬してもかまわないので、服薬する習慣をつけてください。

①食前:食事を摂る30分前後を示します。

■胃腸薬で、食事の前に胃腸の動きを良くし食欲増進する為に食前となっている薬
(アセナリン、プリンペラン、ガナトン、ナウゼリン)
■経口糖尿病薬で糖分の吸収を遅らせる薬(ベイスン食前15分~直前)
■食事により効果が半減する薬(漢方薬、キネダック、結核薬)
■直接コレステロールを吸着する薬(コレバイン)

②食後:食事を摂ってから30分前後を示します。

薬の多くが胃の中で溶け、高濃度になるため胃を荒らし、胃を刺激するためです。
飲み忘れ防止のため食後30分以内なら、いつ服薬しても構いません。
(効果の差は、殆どありません。)

③食間:食事を摂ってから約2時間後を示します。

この時間は胃や小腸にほとんど食物が無く、薬を早く確実に効かせたい場合によく指示されます。(漢方薬)

④一定時間間隔:6時間とか8時間ごとに服用する場合をいいます。

細菌による感染症を治療する薬で血中濃度を一定に保つ場合によく指示されます。

⑤就寝前:睡眠薬や緩下剤などの薬によく指示されます。

緩下剤は、8時間くらいで効果が現れます。朝の規則正しい排便のために就寝前の指示が出されます。(プルゼニド、ラキソベロン液)

飲み忘れた時の注意点yakuzai2

絶対に2回分を1度に飲まないこと
もし飲み忘れたら・・・
2時間以内に思い出した時は、すぐに服薬してください。
朝・昼に忘れた時は次の服薬時間を忘れた時間だけずらして服薬してください。
次の服薬時間が近い時は、忘れた分はとばしてください。

スタッフ

薬剤師2名・助手1名【2017年6月1日現在】