がんのリハビリテーション研修を修了しました

 平成29年11月18日(土)・19日(日)、四国がんセンターにて、愛媛県がんのリハビリテーション研修が開催されました。当日は10病院から医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など様々な職種が総勢60名程参加していました。
 当院からは、臼井小児科部長、岡本師長、乾顕主任看護師、宮田主任理学療法士、濵渦理学療法士、作業療法士の私の計6名が参加し、全員研修を修了しました。

 研修では、がんについての基礎知識から各病期でのアプローチのポイントや関わりについて学ぶことが出来ました。また、病院別や職種別のグループワークも実施しました。職種別グループワークでは、がんのリハビリテーションをしていく中で、その職種で起きる問題点を抽出し、解決策を話し合っていくという内容でしたが、他のリハビリスタッフの意見を聞く事で、勉強になり、新しい考えとして取り入れることができ良い刺激になりました。
ワーク① ワーク

病院別グループワークでは、今後2年間で達成できる目標を話し合いました。当院では初めての試みでした。そこで、まずは研修参加者間で情報共有をしっかりと行い常に患者様の状態が把握できることとし、最終的には院内でがんリハビリテーションを広め、地域に広報していくこと目標として掲げました。
 集合写真
 今回の研修で学んだこととして、他職種すべてに言えることは、決して一人で抱え込まずしっかり外へ発信すること、関わりの面では、がん患者様にとってポジティブなことを伝えることはもちろんですが、マイナスの部分も踏まえて伝えることが患者様の意欲を維持していくうえで大切であるということを学びました。
 今後は、研修で掲げた目標に向けチーム一丸となって取り組んでいきます。
(リハビリ部 作業療法士 小尻智康)

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