鈴木太郎研修医 地域医療研修 総括発表会

 10月27日、当院会議室にて、鈴木 すずき )太郎たろう) 研修医の地域医療研修総括発表会が行われました。
 高知県立あき総合病院に所属の鈴木研修医は、10月4日より約1ヶ月間、当院にて地域医療研修を実施。
 物腰が柔らかく、勤勉にして誠実な印象の鈴木研修医は、今後経験することがないであろう地域医療、介護の分野を積極的に取り組まれました。

 通所リハビリの見学中に、鈴木研修医が以前、自身の病院で担当した患者さんとばったり遭遇。久々の再開で患者さんも喜ばれていました。
 鈴木研修医が診ていた頃と比べ、元気にリハビリをしている姿を目の当たりにして感心したと同時に、リハビリ訓練の重要性を再認識できたとのこと。

 当日の発表会では、当職員が見守る中、研修の振り返りや学んだことなどを発表。

 研修の振り返りでは、患者さんの急性期からリハビリ、退院後までの一連を知ることができ、充実した研修になったとのこと。
 そして鈴木研修医が考察する地域課題では、医療資源不足と人手不足による高知中央圏への患者流出についてフォーカスされ、解決策として、入院~在宅復帰がしやすくなるよう、介護サービスの拡充を図り、急性期及び回復期病床の回転率を向上させること。
 また、介護サービス拡充のためには、制度の見直しや、勤務環境、賃金といった待遇面を良くすることも必要であるとご提案されました。
 鈴木研修医のこれからのご活躍を、法人一同心より応援しております。

(総務課 岩﨑)

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