宮内建輔研修医 地域医療研修 総括発表会

 令和4年11月29日 当院会議室にて、宮内 みやうち )建輔けんすけ) 研修医の地域医療研修総括発表会を行いました。
 茨城県出身の宮内先生は、お父様は医師・お母様は薬剤師という、医療を身近に感じることが出来る環境の中で、物心ついた頃から医師になることを目指され実現されました。現在は、東京大学医学部附属病院(東京都)に所属し、11月1日より1ヶ月間、当院にて地域医療研修に取り組まれました。

 研修中は、予定スケジュールの合間に、朝に夕にと病棟の患者さんを熱心に診られて、職員からも「本当にすごく熱心に患者さんを診てくれてる先生」と評判でした。また、第1助手として2度、手術にも入っていただきました。どちらも午後から複数件こなさないといけないタフなスケジュールでした。術後、「腕がプルプルして大変でした」と、内視鏡カメラをちょうど良い角度で保持する難しさを、コソッとを教えてくれました。
 デイサービスでの研修時には、ヘルパーで在宅に訪れていた利用者さんが、ちょうどデイにも来られており、お互いが見たことあるなと思いながら半日過ごした後に、「家に来てくれちょったよね」「やっぱり、お会いしましたよね」と、お互いに言い出せなかったねと、ホッコリと和んだ場面もありました。

 当日の発表会では、当院の医師・職員に加え、県立あき総合病院の的場先生もオンラインで参加いただくなか、研修の振り返りや、学び得たことなどを発表されました。
 当院の研修の特徴である、介護サービス・訪問診療・リハビリ・放射線部等との、多職種と関わることの出来る研修を経験され、社会的背景や生活、家族まで診ることのできる「全人的医療者」の視点を持つことが出来たそうです。
 また、県立あき総合病院の的場先生からは、多機関・多職種と連携するチーム医療の大切さを、絶賛開催中のサッカーワールドカップを例に、激励くださいました。

 最後に指導医の臼井院長からも、全てを吸収しようとする熱心な姿を最大限に評価されていました。

 発表会の終わりは、出席者全員でお決まりの記念撮影。


 宮内先生のこれからのご活躍を、職員一同心より応援しております。

(総務課 有澤)

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